71話 ウェイブXブレイク

ティーファの案内で、バクリュードの家についた新生魔王軍。バクリュードの交渉が始まった。

レナス:(バクリュードってどんな人かなと思ったら、老いぼれじゃないか。)

ヒロ:お爺ちゃん?

バクリュード:ヒロか・・・大きくなったのぅ。見るのも13年ぶりじゃ。

秋生:じいさん、大丈夫か?戦場でぶっ倒れそうな予感するし。

バクリュード:なめるんでないわ小僧、大群が来ようがわしの魔炎で葬って・・・ゲホゲホ!

ティーファ:バクリュード様、無理をしないでください。体が悪くなります。

バクリュード:すまんのぉ、ティーファ。

ウェイブ:バクリュード、3人はどうした?

バクリュード:ゴーダマーとスレッダーならここにいるが、カモロテスはエルフ族の城・プリエスタにいる。

リトル・スノー:地を持つものがプリエスタにいるんですか・・・・。

早苗:4人そろえば、四大元素ですね。

朋也:たしかにな。

ゴーダマー:騒がしいな・・・おや、ロイじゃない。

ザップ・ロイ:師匠、久しいね。あんたの力が必要になったの。

レナス:無理しなくていいよ、年寄りは年寄りらしく・・・・。

ゴーダマー:失礼な奴だな、若いもんに負ける私ではないわ。

朋也:ジジとババのパーティだな。

ザップ・ロイ:誰がババアよ!

ことみ:ロイ先生のお師匠さんですか・・・。こんにちは、始めまして、一ノ瀬 ことみです。もしよかったら、お友達になってくれませんか?

ゴーダマー:かわった弟子だな、ロイ。

ザップ・ロイ:しゃべり方は変わってるけど、この子は天才なのよ。

ゴーダマー:天才か・・・弟子にしててよかったじゃない。

スレッダー:バクリュード様、ゴーダマー様、無理をしては重病になります。このスレッダーにまかせて・・・・。

バクリュード:じっとするのは好きじゃないのでな。

スレッダー:しかし・・・。

ゴーダマー:心配性だな、おぬしは。

ウェイブ:レナス、ちと空気を吸ってくる。

アル:私も行きます。

きすみ:あ・・・ちょっと。

ガタン。

ウェイブは木陰で空を眺めていた。

ウェイブ:・・・・ブレイク、元気しているかな?

アル:ブレイクはブリタニアに裏切って、行方不明と。

ウェイブ:そうか、裏切ったのか。

きすみ:ウェイブ、なんでブレイクのことを?

ウェイブ:・・・戦いたいんだ。もう1度な。

アル:戦ってはダメ・・・ブレイクは・・・。

ウェイブ:アル?

アル:お願い、ブレイクと戦うのやめて。

ウェイブ:・・・・。

カサッ。

ブレイク:ウェイブ。

ウェイブ:ブレイク・・・・。

ブレイク:まさか、会えるとは・・・。

きすみ:水銀燈、ここで討つべし。

水銀燈:人間がえらそうに。

カミシア:ウェイブ、おいで・・・。

アル:だめです、ウェイブを連れて行けない。

ブレイク:どけ、死ぬことになるぞ。

きすみ:ブレイク、相手をするなら私がやります。

ウェイブ:きすみ。いい・・・俺がやる。

ブレイク:ウェイブ、やはり戦うことになるか。まぁいい、堕ちるがいい。

カチャ。

ウェイブ:すまない、アル。

スタタタ、キィィィン!!

ブレイク:・・・いいぞ、スペクトラルタワー以来の腕前だ。

ウェイブ:ブレイク、変わってないな。

アル:やめて!

きすみ:アル、落ち着いて。

アル:どっちも死なせたくないです。きすみさん、2人をとめて。

きすみ:私の力じゃ、あの2人を止められない。

キィィィン!キィィィン!

ウェイブ:ブレイク、なぜブリタニアを裏切った?

ブレイク:死ぬ貴様に教える必要はない!

キィィィン!

ウェイブ:裏奥義・封神掌!

ブレイク:裏天魔・虚空!!

ドォォォォォォォォン!!

カミシア:ブレイク!

アル:ウェイブ!!

水銀燈:ブレイクは簡単に死なないわ。

ひゅぅぅぅ・・・。

ブレイク:・・・・ウェイブ・・・。

バタン。

水銀燈:そんな・・・ブレイク!

ウェイブ:勝ったのか・・・。

カミシア:ひどい傷、早く手当てしないと・・・グリーンノア!

フワァァァン。

ブレイク:う・・・。

ウェイブ:もういいだろ、何度戦っても同じ結果だ。

ブレイク:俺は・・・。

アル:ブレイク、ウェイブの友達になってください。

ブレイク:・・・罪を犯した俺に・・・友など・・・。

カミシア:・・・ブレイク、諦めよう。新生魔王軍に入るしかないです。

水銀燈:認めん、カミシア、1人で行け。

きすみ:ブレイク、どっちにしろブリタニアを討つんでしょ?こっちに来なさい。

ブレイク:・・・・仕方がない。

ウェイブ:ブレイク・・・。

ブレイク:ウェイブ、この戦いが終わったら・・・もう1度勝負だ。わかったな?

ウェイブ:あぁ、いつでも相手してやる。

アル:むぅ、命懸けの戦いはだめです!

ブレイク:アル、なぜだ?

アル:見たくないです、傷つくのが。

ウェイブ:俺らをどうしろと?

アル:のなたさんの持ってるまーじゃんで勝負してください。傷つけあわないでしょ?

きすみ:ウェイブに出来るのかしら・・・?

ブレイク:麻雀か、自身はある。

ウェイブ:俺は知らん。

カミシア:麻雀は4人だけだったね。私も参加しようかしら。

アル:私、負けませんよ。

水銀燈:(薔薇水晶を潰すなら、こいつらの手を組んでやるか。)

ブレイクとカミシアと水銀燈は仲間になった。バクリュードの家に戻って、ウェイブはレナスと話していた。

レナス:えぇ!?ブレイクが仲間に!?

ヒロ:あなた、また裏切るんじゃ?

カミシア:ブリタニアを討つんですから裏切る必要はないわ。

ブレイク:信用するかしないかはお前次第だ。

レナス:へん、わかったよ。もし変な行動をとったら、わかってるな?

ブレイク:覚悟はしている。

カノン:ブレイク、久しぶりです。

刹那:裏切るならここに来たらいいのに。

ブレイク:ウェイブを探してただけだ。ブリタニアを討つのは後回しだけどな。

カノン:ふーん。

水銀燈:レナス、私は気に入らない薔薇水晶を潰すだけよ、用が済んだら・・・消えるから。

レナス:ご勝手に。

秋生:人形の癖にかわいくねぇな。

パリィン!

リトル・スノー:騒がしいですね、上・・・。

バクリュード:またケンカか、懲りないのぅあやつ。

レナス:上言ってないな、誰なんだ?

バクリュード:シグマと真紅とジュンじゃ。

水銀燈:真紅・・・・なぜ?

レナス:知ってるのか?

水銀燈:私と同じ、ローゼンメイデンよ。

バクリュード:ローゼンメイデン・・・薔薇乙女って奴か。ゴーダマーは人形が好きでいつもローゼンメイデンを開発しとるのじゃ。

ヒロ:お婆さんが!?

バクリュード:水銀燈、誰と契約をした?

水銀燈:ブレイクよ。

ブレイク:水銀燈が死ねば、俺は死ぬ・・・。

バクリュード:・・・・大事にしなされ。

カタカタ・・・・。

ジュン:ったく、毎回毎回ケンカするなよあいつら・・・・。

ヒナギク:あなた、桜田くん・・・?

ジュン:桂・・・先生・・・?

スズラン:桜田 ジュンくん、なぜここに?

ジュン:・・・・そういうあんたはなぜ?

スズラン:ブリタニアを討つためよ、ジュンくん、帰りなさい。

ジュン:嫌だ、僕は薔薇水晶を倒さなくてはいけない。

レナス:薔薇水晶・・・はずむのローゼンメイデンね。

秋生:お前、心剣抜けれるかよ?

ジュン:あぁ、抜けれるよ。剣術はまだ未熟だけどな。

スズラン:人間恐怖症で家に引き篭もったあなたがなぜ・・・?

ジュン:・・・シグマのおかげさ。「男の癖に、弱気になってるんじゃねぇぞ!」って言われて、僕は・・・強くなれたんだ。

バクリュード:シグマは短気でメンドくさがり屋だけど、曲ったことは嫌いなのじゃあやつは。

スズラン:ジュンくん、性格が曲ってるからね。

ジュン:うるさい、ボケ。

スズラン:誰がボケですって?

ジュン:すみません、なんでもないです・・・。

真紅:こら、ジュン。早くバカを倒しなさい。

ジュン:シグマに勝てる気しないよ。

シグマ:おや、客いっぱいじゃん。

レナス:お前がシグマか?

シグマ:そうだけど、誰だ?

バクリュード:こやつは新生魔王軍の者だ。

シグマ:魔王軍!!?

ヒロ:警戒しないでください、私は平和を守る義務ですから。

シグマ:魔王の娘にしては礼儀正しいな。

レナス:沙都香おばさんに育てられたからな。

バクリュード:・・・レナス、どういうことじゃ?

ヒロ:私、小さい頃、時の穴に落ちて・・・エルデに行っちゃったの。沙都香お母さんに拾われて、今の私は北条 火露なの。

バクリュード:わしの知らない間に・・・そうか・・・。

梨花:性格が悪くて、遊んでくれなかったのです。

ヒロ:マリアお母さんが病気でなくなったから・・・梨花に悪いことしちゃった。

シグマ:いい話じゃん、エルデか・・・平和だろうな?

レナス:今のところはな。

真紅:・・・水銀燈。

水銀燈:真紅、決着つけたいとこだけど、一緒に薔薇水晶を討ちませんか?

真紅:あなたと決着つけるのはいつでも出来る、今は世界平和が大事。

レナス:同じ人形の癖に仲が悪いな。

水銀燈:アリスゲームはまだ終わっていないからよ。

ジュン:そんなにアリスなりたいのかよお前は。

サトー:なんだよ、アリスゲームって?

梨花:ローゼンメイデン同士の戦いで、ローゼミスティカの奪い合いよ。ローゼミスティカというのはローゼンメイデンの源、それがなかったらただの人形。ローゼミスティカを集まれば究極のローゼンメイデン・アリスになれるのよ。

なぎさ:そんなの・・・怖いよ。命の奪い合いなんか・・・。

水銀燈:私はアリスになりたいのよ、お父様に認めたい。

レナス:命を奪ってまで、製作者を認めたいのか、俺は許さんな。アリスなんかならなくていいじゃん。

ヒロ:レナスのいうとおりよ、ローゼミスティカはドールの命の源、奪うなんてかわいそう。

ガチャン。

ゴーダマー:ただいま。

バクリュード:おかえり、ゴーダマー。

ゴーダマー:あら、かわいいお人形ね・・・。

水銀燈:な、何よ?

ゴーダマー:水銀燈・・・黒い羽がふわふわしてるね。

水銀燈:・・・暖かい、羽触られるの・・・なんだか始めて。

ゴーダマー:誰と契約しておるのじゃ?

水銀燈:・・・ブレイク。

ブレイク:これが契約の指輪だ。

ゴーダマー:おや、ジュンと同じね。

ジュン:あんた、人形が好きなのか?

ブレイク:俺はあまり好きじゃないけど、水銀燈は俺と契約しろとうるさくてな。

水銀燈:わ・・・私は・・・その・・・。(言えない、ブレイクの事・・好きって。)

みずか:う・・・・うぅ・・・・。

ソフラン:どうしたの?みずかちゃん。

みずか:みえるの・・・ぶりたにあが・・・・すぺくとらるたわーをえるでにうつったの・・・。

レナス:・・・何言ってるんだ、東京タワー以上に高い塔がエルデに・・・。

みずか:うそじゃない・・・・みえるの・・・・。

梨花:テムオリンの力なら、ありえる。

ヒロ:どうする?レナス。

レナス:あずむに電話だな。

バタン。

ソフラン:あ・・・みずかちゃん!

サトー:ベッドに運ばないとな。

なぎさ:みずかちゃん、今の言葉・・・・。

レナスはあずむに電話をした。

レナス:あずむ、話があるんだ。

あずむ:レナス、どうしたんだ?

レナス:みずかが言ってたんだ、スペクトラルタワーがエルデに移ったと・・・。

あずむ:・・・当たりだ、テムオリンが塔をエルデに移った。このままほっといたら・・・・何をしれかすか・・・。

レナス:(テムオリン、塔なんか移して何を・・・?)

あずむ:レナス、ロギオンに来れるか?

レナス:あぁ、皆に伝えとくよ。

あずむ:頼んだぞ。

ガチャン、ツーツー。

レナス:明日、ロギオンに出発だ。

ヒロ:ロセはどうするの?

レナス:あずむと合流するのが優先だ。

言葉:レナスくん、大変よ、正体不明の軍団がガレーナに。

レナス:何・・・、肝心なときに・・・。

メイミー:どうします?出撃命令を。

ヒロ:出撃しましょう、ガレーナを守らないと。

シグマ:めんどくさいけど、一気にぶっ飛ばしていくか!俺について来い!

ジュン:熱くなるなよ・・・。

魔法都市・ガレーナを襲ってくる輩の正体は・・・・野獣軍・ゴムロアだった。

???:ここに魔王の娘がいるって旅人さん言ってたな。どんなに強いか試し討ちよ!

???:バサマ様、やめようよ・・・相手はエルデ人・ヒルダ・レナスだよ。勝てっこないよ・・・。

バサマ:クリフ!楽しめよ、俺は血が騒ぐんだよ・・・ぶっ殺したいぐらいな。

クリフリフ:楽しめる状況じゃ・・・・。

瑞佳:リリーさん、大丈夫・・・?頭痛薬飲みます?

リーガルリリー:大丈夫・・・安心して。

あずま:(ダークエルフ族・リーガルリリー・・・たしか、プロミネントの妹でしたね。無理に思い出さないほうがいいかも。)

???:おいバカ宗 志輝!とろとろ走ってるんじゃないよ!

志輝:誰がバカだ!バカ七瀬 留美!

留美:んだと!乙女に向かって・・・。

???:やめてよ、お兄ちゃん、留美ちゃん。

志輝:わかってるよ、秋羽。

あずま:(志輝くんは七夜一族の血を持っていたね。あと・・秋羽ちゃんは紅赤主だったような。)

バサマ:こんなに武将いれば、魔王軍と対抗できるだろ。

リーガルリリー:(・・・ここにいけば、何か思い出せる・・・。)

野獣軍・ゴムロアは魔法都市ガレーナを攻めた。防衛戦が今始まる。

72話に続く。


このまま100話突破しそうかも。まぁ、根気があれば大丈夫です(ぉぃw)新キャラ登場です、月宗兄妹です。志輝は直死の魔眼をもち、秋羽は紅赤主です。志貴と秋葉の親戚に当たるかもwww72話、お楽しみください。
2008.07.03 Thu l 小説「Tales of Shining Blader-Final-」 l COM(0) l top ▲