特別編 黒き獅子・アンクロワイヤー
俺の名はアンクロワイヤー、新生シンバ帝国の隊長をやっておる。っといいたいとこだが・・・アクアマリンの勢いで背中を押したせいで俺とマシリーとヴァイルは穴に落ち・・・・ついたのは・・・見たことがない世界だった。出たいが・・・方法がわからない、とりあえず情報収集して、ここから出ないとな。
アンクロワイヤー:・・・・マシリー、ヴァイル・・・この子らをどうにかならないのか?
マシリー:ひゅーひゅー、隊長さん、モテモテだね!
ヴァイル:ずるいぜ隊長!
アンクロワイヤー:お前らな・・・・。
女子生徒A:かっこいい〜な!一緒に遊び行かない?
女子生徒B:まるで、も○みちみたいだね〜♪
マシリー:隊長さん、楽しんで行ってね、ほらヴァイル、酒飲みに行くぜ!
ヴァイル:はいよ姐さん!
女子生徒B:ねえねえ、あのおじさんとおばさん誰だったの?
ピクッ。
マシリー:そこの子猫ちゃん、この場で狩られたいのか?
アンクロワイヤー:待てマシリー!!一般人だぞ!!
マシリー:ふん、あたしはまだ若いのよ!おばちゃんとか言ったら、死ぬよ。
ヴァイル:姐さんを怒らせたら、怖いだもん・・・・気をつけなお嬢ちゃん。
女子生徒A:あの人、こわ・・・・シャブやってるのかな?
女子生徒B:目がいっちゃってるし。剣持ってるし。
アンクロワイヤー:(マシリー・・・・頼むから迷惑だけはかけないでくれ・・・。)
マシリーとヴァイルはアンクロワイヤーを離れて、鬼丸飯店に入った。
マシリー:邪魔するで。
美輝:邪魔するなら帰れ。
ヴァイル:はいよー・・・ってコラ!客だぞてめぇ!なめとったら痛い目に合うだもん!
美輝:あぁ!?挑戦者か!?デュエリストか!?
シフォン:またケンカの始まりか・・・ん・・・鎧・・・そのシンボル・・・・。
マシリー:まったく、命を捨てに来たのか?ここで八つ裂きにするわよ。
美輝:どこの組か知らんが、ぶっ飛ばす!鬼丸流!葬兵じゅ・・・。
バキィィィン!!
鬼丸母:この馬鹿娘がぁぁぁぁぁ!!客を減らす気かぁぁぁぁ!!
シフォン:おっ、会心の一撃!
勝平:あの、お席をどうぞ。
マシリー:あぁ。おい、酒をよこせ!
美輝:んだとぉぉぉ!誰に口聞いてるんじゃボケェェ!
鬼丸母:お前だろ!早くビールもってこんかい!
美輝:ちっ、わかったよ。
ヴァイル:こえぇおばはんだな。地面に穴あいとる・・・。
マシリー:ん・・・あの小僧・・・おい。
シフォン:何?
マシリー:お前、義軍・イプシロイアの勇者・シフォンだろ?
シフォン:僕のこと知ってるとは・・・お前、ネバーランドから来たやつだろ?そのシンボル、シリニーグ騎士団と同じだ。
マシリー:今は新生シンバ帝国だけどな。シフォンか・・・ガキじゃん。
ヴァイル:ガキいじめても面白くないな。
シフォン:言ったな!あとで勝負しろよおっさん!おばさん!
ギロッ!
マシリー:マシリーっていう名前がある、次おばさんとか言ったら、タダじゃおかないからな。覚えとけ。
ヴァイル:あと、おっさんとか言うな。俺はヴァイルだもん!覚えてな。
美輝:ほら、ビールだ。じゃんじゃん飲めよ!
ブン!
バキィィィン!
マシリー:あんた、客にビン殴るなんてあんまりじゃない?
美輝:やるじゃん、ここで蹴りをつけようか?
マシリー:なめるんじゃないわよ。
ブン!シュッ!
美輝:武器を振り回してあたるか!うらぁ!
シュッ!
マシリー:ちっ、手刀か・・・。その構え・・・ハマオウに似ている・・・。
美輝:ハマ公かなんだがしらねぇが見せてやるぜ、鬼丸流!葬兵術!!爆裂こ・・・。
バキィ!
鬼丸母:やめろって言ってるでしょう!!
美輝:ぐへぇ!
ファラ:あは、2度目だね。
マシリー:・・・・他の店に行く、落ち着けん。
ヴァイル:ゆっくり飯食わせろよバーカ。
美輝:こ・・・このやろ・・・次あったら、外に歩けない顔してやるからなぁぁ!
ズルゥゥゥゥ・・・。
鬼丸母:あんたのせいで客にげたじゃないか・・・説教してやる!
美輝:ちょwwwwwお母さん!!
シフォン:出た・・・おかみの説教・・・・。
勝平:3時間聞かされるね、美輝さん。
アンクロワイヤーはカラオケから抜けて、マシリーとヴァイルを探していた。
アンクロワイヤー:(悪いな・・・・、遊んでいる暇はないんだ。マシリーとヴァイルを探すか。)
ブブブゥゥゥ!
運転手:あ、危ない!!
アンクロワイヤー:くっ!早く助けねば・・・。獅子吼・アウトレイジィ!!
ドォォォォォン!!
アンクロワイヤー:大丈夫か!?キミ!
???:・・・・ほえ・・・。
アンクロワイヤー:大丈夫のようだな・・・。
警察:貴様、テロリストだな!
アンクロワイヤー:くっ・・・つかまれよ。
???:はあ・・・。
スタッ!スタッ!
アンクロワイヤー:すまない、この子を救っただけだ。
警察:とかいって逃げるな!!
スタタタタタ・・・。
アンクロワイヤーは公園で休んでいた。
アンクロワイヤー:許せ一般人、アウトレイジィを使う気はなかった・・・・。
???:あの・・・知らない人についていったらだめってお母さんが言ってたの。
アンクロワイヤー:何をいうんだ、あれにぶつかっていたら、死んでいたぞ。
???:あ・・・・私・・・ボーっとしていました。ごめんなさい。
アンクロワイヤー:いえ、家まで送ってやるよ。
???:いえ、地図あるから1人で帰れます。
アンクロワイヤー:だめだ、君みたいな美しい方が1人で歩き回っていたら、盗賊とか魔物にさらわれしまう。
???:え・・・ここに魔物とか盗賊はいるんですか?
アンクロワイヤー:わからぬ。だから、家に送ってあげます。
???:・・・・・うん。
アンクロワイヤー:俺はアンクロワイヤー、新生シンバ帝国の隊長さ。
奈々美:私は・・・奈々美、如月 奈々美です。奈々美と呼んでね。アンクロくん。
アンクロワイヤー:アンクロ・・・アンクロワイヤーって呼んでくれるといいけど・・・。
奈々美:長い名前言ったら、舌噛んじゃう。だから、アンクロくん。
アンクロワイヤー:まぁいいか、奈々美、行くぞ。
奈々美:はい。
アンクロワイヤーと奈々美は地図を見ながら、家を探していた。
奈々美:あぅ・・・道迷っちゃった。
アンクロワイヤー:・・・・君、なんで自分の家がわからないの?
奈々美:えと・・・・わからない・・・。私、アホな子だから。
アンクロワイヤー:・・・アホな子じゃないさ。とりあえず、人に聞くか。すみません。
ディズィー:はい、なんですか?
アンクロワイヤー:奈々美、この字、わからないから言って。
奈々美:はい・・・・・。関目市ってどこにあるんですか?
ディズィー:私にもわからないです、電車でいけばわかりますけど。
アンクロワイヤー:電車?それは何だ?
ディズィー:これのことです。
ガタン、ゴトン、ガタン、ゴトン。
ディズィー:どんな遠い町でもいけます。
アンクロワイヤー:船と一緒か。でも・・・この金じゃ使えん・・・。
奈々美:あっ、まだ千円残っている。
アンクロワイヤー:お嬢さん、教えてくれてありがとうございます。
ディズィー:いえ・・・。あの、これ・・・プレゼントです。
アンクロワイヤー:これは・・・パン。
ディズィー:お腹が空いたら、食べてください。
アンクロワイヤー:・・・うん。いただくよ。
奈々美:では、さようなら。
ディズィー:はい、さようなら。
梅田駅についた。
奈々美:関目・・・・関目・・・あ・・あった。200円だね。アンクロくん、ここでお別れだね。大丈夫、1人で帰れます。
アンクロワイヤー:・・・・奈々美、気をつけろよ。
奈々美:さようなら、アンクロくん。
アンクロワイヤー:またな。
奈々美と別れて、また、マシリーとヴァイルを探していた。
アンクロワイヤー:・・・・酒飲んで、暴れてないといいが・・・・。
あははははは!!
アンクロワイヤー:この笑い声・・・マシリーとヴァイルか。何してるんだろう?
おでんを食っていた。
マシリー:うめぇな、これがガンモドキってやつか!
ヴァイル:おっちゃん、ハンペン1つな。
親父:はいよ!
アンクロワイヤー:お前ら、ここにいたのか?
マシリー:隊長さん、おでんといううめぇものがある、食っていきな。
アンクロワイヤー:この金じゃ使えんだろ。
マシリー:そこらへんのおっさんに金、搾り取ったぜ。ほら、2万ほど稼いだ。
ヴァイル:姐さんって本当に悪だもんな。
アンクロワイヤー:印象を悪くさせてどうする・・・・。
マシリー:ほら隊長さん、座って。
親父:へい、いらっしゃい、何にしますか?
マシリー:こんにゃくとゆでたまごな。
親父:へい、まいど!
アンクロワイヤー:まったく・・・・。
ヴァイル:細かいこと考えるな隊長、ほら、酒だ。
アンクロワイヤー:あぁ・・・。
ゴクゴク・・・。
アンクロワイヤー:おやっさん、ここの酒は最高だな。
マシリー:毎日、来てやるからな!
親父:いつでもどうぞ。
ヴァイル:うぃぃぃ・・・酔いが回ってきたな。
アンクロワイヤー:酒弱いくせにがぶ飲みするからだろ。
親父:へい、いらっしゃい!
秋生:おっ、いっぱいじゃん。
親父:初めての方ですよ。
マシリー:おっさん、こいつは常連か?
親父:あそこにある古河パンの店長さんですよ。
ヴァイル:ほんとやぁ、書いてある。
秋生:お前、暑苦しい鎧きてんな、どこの軍のやつだ?
マシリー:見て知らんのか?これはな・・・新生シンバ帝国だ。
秋生:しらねぇな、新生魔王軍なら知ってるけどな。
アンクロワイヤー:・・・・・お前、魔王の娘の仲間か?
秋生:そうだ。
アンクロワイヤー:俺は爆炎の申し子を探している、場所を教えろ。
秋生:やなこった、ヒロを狙うなら、俺と戦うか?
アンクロワイヤー:いいだろ、お前に引導を渡す。
秋生:ちょっと待ちな。
アンクロワイヤー:??
秋生:誰が剣で勝負しろといった?男ならすでに決まってるだろ。
アンクロワイヤー:・・・・いいだろう。素手で勝負だ。
マシリー:おーおー、待ってました!
ヴァイル:隊長は強いぞ、骨折れるぞ。
アンクロワイヤー:見せてやる、獅子の腕を!たぁぁぁ!
秋生:ほらよっとぉ!
バキィ!
秋生:おめぇ、つえぇな。
アンクロワイヤー:一般人にしてはすごい腕だ。
秋生:うらうらうらうら!!
アンクロワイヤー:はああああああああ!!
バキバキバキバキバキバキバキ!!
マシリー:すげぇ、あいつ、何もんだ?
ボン!
ヴァイル:うわっと、なんなんだ?
さくら:この人は心剣士・秋生よ、剣技、体術などを全てマスターしてるの。ネバーランドでいうと・・・・強さはラーデゥイさんと同じよ。
マシリー:それはそれですごいな、てか・・・あんた、おっさんに化けてたのか。
さくら:たまにはおでん屋経営したいからね。
ヴァイル:なんで親父なんだ?
さくら:定番だからかな。
秋生:一発ぶち込んでやるか!天覇刹那閃昇!!
ドォォォォン!!
アンクロワイヤー:うぐおぉぉぉぉ!!
バタン。
秋生:ちぇ、つまんねぇな。
マシリー:あちゃ・・・隊長さんが負けちゃったな。
アンクロワイヤー:・・・・無念だ・・・。
秋生:俺に勝てんようでは、天下を取るのは難しいぜ。
さくら:君、ちょっと手当てするね。キュアライト!
ほわ・・・。
アンクロワイヤー:うぅ・・・・。
さくら:上には上がいるの、気をつけてね。
アンクロワイヤー:・・・・悔しいけど、君は強い・・・。なんで魔王軍なんか?
秋生:頼りねぇ神をぶっ飛ばしたいからな。それと、ヒロは悪の魔王っていう匂いはしないな。どっちかでいうと、俺の娘に似ている。
マシリー:ふーん。
秋生:それと、名前教えな。
アンクロワイヤー:アンクロワイヤーだ。
秋生:かっこいいじゃん、メカっぽい名前だな。
さくら:アンクロワイヤー・・・黒き獅子と呼ばれた新生シンバ帝国の君主・アンクロワイヤーね。
秋生:ネバーランドにそんな奴いたか?
さくら:あっきー達が行ったネバーランドは500年前だよ、シンバ帝国ができたのは、10年後よ。
秋生:10年後か・・・・。
さくら:なんでアンクロくんがここに来たの?
アンクロワイヤー:魔術師・アクアマリンの猪突猛進のせいで穴に落ちた・・・。
さくら:ふふん、あれだね。おむすびころりんみたいになっちゃったね。
秋生:まさに、アンコロワイヤーだな。
アンクロワイヤー:誰がアンコロワイヤーだ・・・。
秋生:ウンコロワイヤーでいいんじゃね?
アンクロワイヤー:俺の名前は汚さないでくれ。
マシリー:おい、ちくわくれ。
さくら:はいよ〜っと。
秋生:くはぁぁ、野球やり終わった後の酒うめぇぇ!
さくら:また仕事サボって、野球してたのね。
秋生:客来ねぇから暇なんだよ。
さくら:まぁ、ディズィーちゃんのパン屋は大好評だから、なかなか客は来ないね。
秋生:けっ。
アンクロワイヤー:ディズィー?
秋生:いつもパン持ち歩いているしっぽ生えたギアだよ。
アンクロワイヤー:・・・・あっ、思い出した。道教えてもらった綺麗な女性だったな。尻尾は生えてた。
マシリー:こんな世界に尻尾生えた人間いるなんてな。
秋生:ディズィーだけじゃねぇ、俺の娘も尻尾生えてる。
ヴァイル:尻尾生えてる女の子・・・姐さんがつけたら・・・。
バキィ!
マシリー:何想像してるんだよ!このバカ!!
ヴァイル:サーセン。
秋生:おばさんの尻尾生えた姿なんかみたくもないな。
マシリー:あんたねぇ!マジ殺すよ!!
アンクロワイヤー:まあまあ、やめとけって。
さくら:(おでん屋って本当に楽しいね。)
そして、翌日。
アンクロワイヤー:マシリーのせいで金なくなって、野宿になっちゃったな。
マシリー:そういう隊長さんもお酒ガバガバ飲んでたじゃん。
アンクロワイヤー:うっ・・・そうだった。
ヴァイル:姐さん、あれでもやろうか?
マシリー:それいいな。金儲けになるぜ。
アンクロワイヤー:また金を搾り取るのか?やめとけ。警備に捕まるぞ。
マシリー:ふん、あたしの裏奥義・封神閃でぶっ飛ばしてやるよ!
アンクロワイヤー:あのな・・・・。
奈々美:おはよう、アンクロくん。
アンクロワイヤー:おはよう、奈々美。
マシリー:誰?
アンクロワイヤー:奈々美、車に迫れ、俺が助けた子だ。
奈々美:あの・・・このおばさんとおじさん、お知り合い?
マシリー:あんた、けんか売ってる?
奈々美:けんかってどこに売ってるんですか?
マシリー:くぅぅ・・・。
アンクロワイヤー:相手は女の子だぞ、むきになるな。
マシリー:へん、アタシはマシリーだよ。おばちゃんとか言ったら死ぬわよ!
ヴァイル:俺はヴァイルだもん!姐さんを怒らすなよ。
奈々美:はい、ヴァイルおじさん、マシリー・・・・えと・・・お姐さん?
マシリー:呼び捨てしてもいいし、さんづけでもいいぞ。
奈々美:・・・お姐さんでいいです。ウフ。
???:奈々美!!ここにおったんか!?
奈々美:あっ、しーこちゃん。
椎子:まったく、知らん奴に話し掛けるなと言うとるやろ!
奈々美:ごめんなさい、この人は命の恩人さんですから・・・。
椎子:なんかあったのか?
奈々美:昨日、地図見ながら歩いてたら、車が来て、アンクロくんに助けてもらいました。
椎子:あんたな・・・前見て歩かないと危ないやろ。助けが来なかったら、病院行きやったで。
奈々美:病院いやです・・・。
アンクロワイヤー:えと・・・奈々美の友達か?
奈々美:はい、この人はお友達の浦島 椎子ちゃん。
椎子:うらめしじゃないんやで!うらしまやで!
アンクロワイヤー:椎子、覚えとくさ。俺はアンクロワイヤー。
マシリー:アタシはマシリー。
ヴァイル:俺はヴァイルだもん、言葉遣いが変だな。
椎子:あたしは大阪出身やから関西弁使うのは当たり前やで!
アンクロワイヤー:ってことは、ここ、オオサカってやつか。
椎子:そうやで外人はん、ここ、大阪や!
奈々美:しーこちゃんはいつもテスト0点取ってるの。
パシィィィン!
椎子:あんたも人のこといえんやろ!知的障害!
奈々美:あうぅ・・・頭がくらくら・・・。
アンクロワイヤー:それなんだ・・・?新種の武器か?
椎子:これはハリセンや、ボケた発言したらハリセンではたくんやで。
マシリー:それ、いいな。
ヴァイル:姐さん・・・・。
椎子:あんた、長ったらしい名前だから、クロって呼ぶわ。
アンクロワイヤー:やっぱりそうなるのか・・・。
椎子:奈々美、学校行くで!
奈々美:はい、アンクロくん、おじさん、お姐さん、バイバイ。
アンクロワイヤー:あぁ、またな。
椎子:ちょっとクロ。
アンクロワイヤー:なんだ?
椎子:あの子な、知的障害っていう精神病をもっとるんや、いじめたらんとってな。
アンクロワイヤー:いじめはしない、たとえ知能が遅れてる子でも・・・泣かすことはしない。
椎子:ほな、頼むで!クロ。
スタタタ。
アンクロワイヤー:知的障害か・・・・。
マシリー:あんなかわいい子なのに、知的障害をもってるとは・・・。
アンクロワイヤー:あの子をほっとけない、マシリー、ヴァイル、俺はあの子を追う!
マシリー:んじゃ、金搾り取ってくるわ。
ヴァイル:助けてやってな、隊長。
アンクロワイヤー:あぁ。
アンクロワイヤーは奈々美を追うことにした。
アンクロワイヤー:ここが学校か・・・・。
ついたのは、白皇学院だった。
アンクロワイヤー:誰もいないな、入るか。
ビィィィィィ!!
アンクロワイヤー:うわぁ!なんか鳴ってる!?
ヒナギク:ちょっと、ここの生徒じゃないでしょ、勝手に入るなんて侵入者よ。帰りなさい。
アンクロワイヤー:そうか・・・ごめんな。
ヒナギク:あっ、ちょっと待ちなさい。用があるなら何かいいなさい。
アンクロワイヤー:奈々美・・・如月 奈々美に用がある。
ヒナギク:如月さんね、ちょっと来なさい。
ヒナギクについて行ったアンクロワイヤー。
ヒナギク:君、名前は?
アンクロワイヤー:アンクロワイヤーだ。
ヒナギク:アンクロ・・・・え・・・えぇぇぇぇぇぇ!!
アンクロワイヤー:どうしたんだ?
ヒナギク:あなた・・・ネバーランド人でしょ!?なんで黒き獅子・アンクロワイヤーがいるのよ!?
アンクロワイヤー:わけありだ。
ヒナギク:まさか、ハクオロくんみたいに時の穴落ちちゃったの?
アンクロワイヤー:誰かさんが背中押して、穴に落とされたしな・・・。
その頃、新生シンバ帝国は?
アクアマリン:へーちょん!へーちょん!!
???:なんだよ、変なくしゃみの仕方は・・?
アクアマリン:うるちゃいな〜、誰かあたしのこと噂してるのよ!
???:マリンの噂なんか、魔法失敗して、家が火事になった噂だろ。
アクアマリン:うぅ、ユアンの馬鹿!あたしがまるで魔法失敗して、放火魔じゃないか!
ユアン:本当のことだろ!!てか、隊長とマシリーとヴァイルを突き飛ばして、穴に落ちただろ!
アクアマリン:だって・・・・。
ユアン:だってで済ますな!
???:怒るなユアン、穴を調べたらよいじゃないか。
ユアン:ケイ陛下・・・。
アクアマリン:でっかい穴だよ、めっちゃくちゃ深そうだし。落ちたら死ぬね〜♪
ユアン:喜んだ顔でいうな。(生きてるかな・・・隊長・・・。)
ケイ・ファルオン:マリン、ユアン、探索を頼むぞ。
アクアマリン:いいよ〜、ユアン、あたしの杖に乗ってね〜。
ユアン:あぁ・・・。
アクアマリン:では、しゅっぱーつ!
ビュゥゥゥゥン!クルクルクル!!
ユアン:回すなぁぁ!落ちるだろ!!
ケイ・ファルオン:(無事に帰って来いよ。)
時計塔でリュウナとUNOしていたアンクロワイヤー。
アンクロワイヤー:うぅ・・・負けてしまった。始めてだけど、面白いな。
リュウナ:UNOはハラハラしてて、とても面白いの。アンクロワイヤーさんの時代にそんなものないのですか?
アンクロワイヤー:あぁ、なかった。
ガチャ。
ヒナギク:アンクロくん、如月さんを連れてきたわ。
奈々美:アンクロくん、どうしたの?
アンクロワイヤー:話があるんだ・・・奈々美・・・俺は・・・ずーといたいんだ・・・。だから・・・。
奈々美:・・・・ごめんね、ずーと・・いられないの。私、ここバイバイになっちゃうの。
ヒナギク:アンクロくん、如月さんは明日、東京に引越ししちゃうの。
リュウナ:この子は知的障害だけじゃないの、クレハさんの妹と同じ、病名不明な病気に掛かってるの。だから、大きな病院に行かないとダメになった。
アンクロワイヤー:そんな・・・・奈々美が遠くに行ってしまうなんて・・・。
奈々美:アンクロくん、病気が治ったらね、大阪に戻って、しーこちゃんとアンクロくんと遊ぶ。
アンクロワイヤー:・・・・・。
奈々美が遠くへ行ってしまうとショックを受けたアンクロワイヤー。そして夜、おでん屋で食べにいった。
アンクロワイヤー:さくら、酒もう1杯。
さくら:お酒飲みすぎだよ。
アンクロワイヤー:ほっとけ。
さくら:元気ないと思ったら、まさかふられた?
アンクロワイヤー:ふられたわけじゃ・・・。
さくら:・・・・あの子は夏になったら死ぬんだよ。
アンクロワイヤー:え・・?
さくら:如月 奈々美・・でしょ。
アンクロワイヤー:お前、見たのか?
さくら:うんうん、僕は魔神だから、相手の過去や未来のことも知ってるの。
アンクロワイヤー:魔神・・・お前、普通の人間じゃなかったのか。
さくら:僕は日本人でもイギリス人でもなく、僕はね・・・神様なの。
アンクロワイヤー:・・・・・。
さくら:芳乃 さくらはお婆ちゃんがつけてくれた名前、本当の僕は・・・ネクストだからよ。
アンクロワイヤー:最高の神・ネクストが君だなんて・・・。なんでここの世界に?
さくら:嫌いなんだよね、戦争が。僕は僕らしい平和を作っているの。
アンクロワイヤー:そうか・・・、でも、なんで奈々美が夏になったら死ぬのだ?
さくら:あの病気は・・・L6よ。若者によく掛かる正体不明の病気。どんどん、体が動かなくなって、最終的に心臓が破裂して・・・死ぬの。治す方法は・・・ない。
アンクロワイヤー:黙って死ねというのか!?ネクスト!
さくら:そんなこと、僕に言ってもわからないのよ、本で探しても、大学教授に聞いても、知らないのよ。L6の完治方が!
アンクロワイヤー:・・・ごめん、責める気はなかった。
さくら:怖いものね・・・運命って。
アンクロワイヤー:うん、こんな若いのに・・・重い病気に掛かって・・・。酷すぎる。
ゴゴゴゴゴゴゴゴ!!
アンクロワイヤー:なんだ!?地響きか!?
さくら:時の穴に落ちたね。
ドォォォン!
アクアマリン:いたた・・・・・。
アンクロワイヤー:アクアマリン・・・それにユアン。
アクアマリン:たいちょー、ここにいたの!?
ユアン:あれ?マシリーとヴァイルは?
アンクロワイヤー:金を搾り取りにいったらしい。
ユアン:まったく、恐喝は相変わらずだな。
アクアマリン:くんくん、おいしそうなにおい〜。
さくら:おでん食べていかない?
アンクロワイヤー:おい、金ないぞ。
さくら:サービスサービス。
アクアマリン:やったぁ!じゃんじゃん食っちゃうよ!
ユアン:遠慮なしか・・・。
アクアマリン:ハグハグ!おーいしぃぃぃぃ!おでんさいこー!
さくら:箸があるでしょ、手で食べないの。
アクアマリン:はし?
アンクロワイヤー:ネバーランドでは、スプーンとフォーク使ってたからな。ここでは箸を使うらしい。
アクアマリン:ふーん、でも・・・つかみにくい・・・。
ユアン:難しいですね・・・。
アンクロワイヤー:なんでここに来たんだ?
ユアン:隊長を迎えにきたんです。
アクアマリン:あは、ごめんねたいちょー。
アンクロワイヤー:気にするな。・・・ここもお別れか。
さくら:アンクロくん、僕が時の扉開いてあげるよ。
アクアマリン:すっごい、タイムゲート作れる人いるんだ。
さくら:僕は魔神だからね。これぐらいは出来るよ。
ユアン:魔神・・・・。
アンクロワイヤー:この子はさくら、正体は最高神・ネクスト、今は人間社会をしている。
さくら:アンクロくん、全員に言わないでね。僕を狙ってくる輩が増えるから。
アンクロワイヤー:すまない。
ユアン:最高神・ネクストが女の子だったとは・・・、男と思った。
さくら:僕はもう1人のネクストなの、男のほうは・・・もういないの。
アクアマリン:ネクストが2人か・・・、まるで兄妹みたいだね。
さくら:・・・似たものね。アンクロくん、タイムゲート開けるのは明日の晩なの、マシリーさんとヴァイルくんを呼んでね。
アンクロワイヤー:あぁ。
そして、翌日、奈々美のお別れの挨拶に言った。
アンクロワイヤー:奈々美、実は俺も、ここ出て行くことになったんだ。
奈々美:実家に帰っちゃうのね、残念です。治ったら、みんなで遊びに行きたかったのに。
アンクロワイヤー:ごめんな。
奈々美:もし治ったら、アンクロくんの家に行ってもいい?
アンクロワイヤー:・・・遥かに遠いぞ。1人でいけない。
奈々美:いいの、遠くても。地図をみて、アンクロくんの家を探す。
アンクロワイヤー:来るときは、おでん屋の芳乃 さくらに言ってくれ。
奈々美:うん。
アンクロワイヤー:奈々美、元気でな。
奈々美:バイバイ、アンクロくん。
アンクロワイヤー:(さよなら、未来・・・。)
晩になり、さくらのタイムゲートでネバーランドに帰った。
帰って2週間がたち・・・。奈々美は入院中。
母:奈々美、本買ってきたわよ。
奈々美:これ、ネバーランド戦記だね。見たかったの。
ピラ・・・。
奈々美:あ・・・・。
本を見ると・・・、アンクロワイヤーの絵があった。
奈々美:アンクロくん・・・・大昔の人だったのね・・・。
母:どうしたの?泣いて・・・。
奈々美:うんうん、なんでもないの。
母:奈々美、ご飯作ってくるから待っててね。
奈々美:はーい。
ピラ・・・ピラ・・・。
奈々美:(行きたいな、ネバーランド。アンクロくんとしーこちゃんと一緒に遊びたい・・・・。)
あとがきに何か書いてあった。
それは、アンクロワイヤーの一言だった。
奈々美、見ててくれたのか?俺は今、天下統一して、平和を作っているんだ。見せてやりたかったな。奈々美、病気を治ったら、遊ぼうな。アンクロワイヤーより。
奈々美:う・・・・ぐすん・・・アンクロくん・・・ふえぇぇぇぇん!!
医者:どうしたの!?如月さん!?
奈々美:死にたくないよ〜、アンクロくんに会いたいよ〜!!うえぇぇぇん!
医者:落ち着いて!如月さん!!
奈々美は泣き続けていた。
そして、夏になって・・・・奈々美は天に昇ってしまった。
パンパン。
さくら:かわいそうな女の子だったね・・・。
椎子:まったくやな、さくら校長。
さくら:L6さえ掛からなかったら、アンクロくんと遊べたのに。
椎子:クロのやつ、どこにいったんや・・・。
さくら:・・・真実を言うね、この本を見て。
椎子:これ、小説じゃないか。
さくら:いいから。
パラ・・・。
椎子:これ・・・クロじゃないか・・・・。
さくら:アンクロワイヤーは新生シンバ帝国の隊長なの。黒き獅子と呼ばれているの。平和を作るために戦争しているの。
椎子:知らんかったわ、クロが大昔の人やったなんて・・・。
さくら:もぅ2度と会えないの。アンクロくんに。
椎子:そんなん・・いやや・・・・クロに会えないなんて・・・そんなのいやや!!
さくら:・・・・しーこちゃん。
アンクロワイヤー:椎子!!
椎子:クロ・・・クロなの?
さくら:アンクロくん、なんで?
アンクロワイヤー:奈々美を見たいから、時の穴に落ちた。
さくら:あなたね・・・・。
アンクロワイヤー:奈々美、元気か?ネバーランドは平和だぞ。これで戦争しなくて済むんだ・・・・。見せてやりたかったな・・・・。
椎子:・・・・・。
アンクロワイヤー:椎子・・・聞きたいことがある。
椎子:なんや?
アンクロワイヤー:俺と・・・契らないか?お前のことが好きだ。
椎子:・・・・・。
パシィィィン!
アンクロワイヤー:いったぁぁぁぁ!何するんだ!?
椎子:あたしのこと、何も知らんのに告白するなんて変態か!1回しか会ってないし!・・・まぁ、あたし見たいなバカでも付き合ってもかまわんで。
アンクロワイヤー:いきなり言ってすまない。それと・・・ありがとう。
椎子:クロ、たこ焼き食べにいくで!
アンクロワイヤー:たこ焼き・・・たこの丸焼きか?
椎子:なんでやねん!!
ビシィ!
アンクロワイヤー:いってぇ!
椎子:大阪といったらツッコミやろ!痛いって言うな!
さくら:がんばってね。
アンクロワイヤーと椎子と結婚して、アフターな人生を送った。子供を産んで、名前はもちろん「奈々美」だった。アンクロワイヤーはとても幸せです。
さくら:また、現れないかな?ネバーランド人・・・・。
終
感動的なストーリーを書いてみました。さくらの正体は最高神・ネクストだったとは・・・。ちょっと、本編がねた切れ気味ですので、またシャイニング劇場書くかも。お楽しみください。